自己紹介

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柴田研究室は2013年3月からスタートした
DNA修復を研究するラボです。


私たちの研究室では人体のあらゆる場面で発生するDNAの傷が、どのように修復されるかを統合的に理解することで、DNA修復反応をmanipulation(操作)し、様々な医療の場面に応用することを目指しています。

例えば、がん治療における放射線治療やシスプラチン等の化学療法は、DNAを傷つけることによってがん細胞を殺します。つまりここでは、“がん治療時に起こるDNAの傷”がどのように修復されるか、又はされないかを明らかにすることで、がん治療に貢献出来ると考えます。

私たちは、群馬大学腫瘍放射線科の研究チームと共同で臨床研究を進め、先端医療である重粒子線治療時のDNA修復反応を研究しています。基礎研究の面では、超高解像度顕微鏡を含めた新しい技術を駆使することで、これまでの技術では見ることが出来なかった“生きた細胞でのDNA修復を可視化する”ことに挑戦しています。

生命現象としてのDNA修復の解明が、がん治療を含めた様々な医療における応用に繋がることを信じて、私たちは日々研究に励んでいます。


研究テーマ:
1.DNA二本鎖切断修復経路の研究
2.超高解像度顕微鏡によるDNA損傷可視化の研究
3.DNA損傷によって引き起こされる免疫応答の研究
 
キーワード:
1.DNA修復、DNA二本鎖切断、正確な修復、突然変異、転写共役修復、DNA修復操作薬開発
2.重粒子線、蛍光イメージング解析、超高解像度蛍光顕微鏡、3D-SIM、AI画像解析
3.抗PD-1治療、PD-L1発現調節、がん治療前予測、放射線治療、化学療法剤、低酸素

新着情報 News!!

●2019.2.20
[NEW!! ]
茨城大学理学部公開シンポジウム ・ 第 12 回Quantum Medicine 研究会に参加し、萩原さんがファーストオーサーとして行っている「超高解像度蛍光顕微鏡を使った 重粒子線誘発 DNA 二本鎖切断修復機構の解析」について柴田が発表しました。田内先生、今年も発表の機会を頂き有難うございました。また、横谷先生、藤井さん、クラスター損傷についてのディスカッション有難うございました。(Facebookはこちら)

●2019.2.19
[NEW!! ]
国立遺伝学研究所 研究集会に参加し、「G1 期細胞における 転写共役型DNA二本鎖切断修復経路選択機構」について柴田が発表しました。古谷さん、村山さん、発表の機会をいただき誠に有難うございました。(Facebookはこちら)

●2019.2.18
[NEW!! ]
マヤンさんがファーストオーサーの論文「Base excision repair regulates PD-L1 expression in cancer cells」がOncogene誌に掲載されました。がん細胞の中で生じる酸化ストレス、そのDNA修復機構である塩基除去修復、そして免疫活性を抑制するPD-L1の関係性を明らかにした論文です。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30755733
*柴田がcorresponding author(Facebookはこちら)

●2019.2.5
奈良で行われた第21回 菅原・大西記念 癌治療増感シンポジウムに参加し、「がん治療時の免疫応答に関わるDNA損傷依存的PD-L1発現調節機構の研究」というタイトルで講演を行いました。
初めてお会いする先生方のトークを聞いたりお話しすることができ、自分自身のアイディアも活性化されました。
大会長の小泉雅彦先生、ならびに関係者の先生方、この度はご招待いただき誠に有難うございました。Facebookはこちら)

●2019.2.5
萩原さんが学位審査を通過したので、ラボメンバーでお祝いしました。
萩原さん、おめでとうございます!
ケーキを食べながら、今後の抱負を述べてもらいました。(Facebookはこちら)


●2019.1.28
アメリカ・マサチューセッツ総合病院(Massachusetts General Hospital: MGH Cancer Center) にて、「Regulation of transcription-associated DNA double strand break repair pathway choice 」というタイトルで発表を行いました。
今回のセミナーを企画していただいたLee Zou先生、安原崇哲先生、有難うございました。(セミナー概要)(Facebookはこちら)


●2019.1.27
アメリカで開催された Keystone Symposia: DNA Replication and Genome Instability: From Mechanism to Disease にて、「RAP80 suppresses Artemis-dependent deleterious rejoining during transcription-associated DNA double-strand break repair in the G1 phase」のタイトルでポスター発表をしてきました。(Facebookはこちら)

●2019.1.17
柴田研究室が行った、酸化ストレスによって発生する塩基損傷とPD-L1発現解析の論文が、Oncogene誌にアクセプトされました。ファーストオーサーのマヤンさん、おめでとうございます! 
*柴田がcorresponding author
内容については掲載日以降、HPにアップデートします。(Facebookはこちら)


●2019.1.11
柴田とJeggoが共同執筆した総説がInternational Journal of Radiation Biologyに掲載されました。
DNA二本鎖切断の視点でみた放射線生物学の歴史から、最新の分子生物学的知見までをまとめた総説です。
ぜひご一読ください。
タイトルは「A historical reflection on our understanding of radiation-induced DNA double strand break repair in somatic mammalian cells; interfacing the past with the present」
https://www.tandfonline.com/doi/abs/10.1080/09553002.2018.1564083?journalCode=irab20
Facebookはこちら) 


●2019.1.10
第7回 AAA(Academy of Aging and CArdiovascular-Diabetes Research)研究会(田辺三菱製薬共催)に参加し、「DNA損傷応答により誘導されるPD-L1発現制御機構(指定演題)」というタイトルで講演を行いました。
内科の先生を中心とした活発な研究討論が行われ、非常に勉強になる研究会で有意義な時間を過ごすことができました。ご招待いただき誠に有難うございました。(Facebookはこちら)

●2019.1.8
新年あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年は、1)DNA修復経路選択の研究(特に、転写共役型DNA修復)、2)DNA損傷に伴う統合的免疫応答(特に、PD-L1、HLA発現)を軸に研究を進めていこうと思っています。
また、去年12月21日に行われた柴田ラボ忘年会の時の様子をアップしました。(Facebookはこちら)

●2018.11.30
群馬大学の研究・産学連携推進機構が発行する研究活動報「水源」第3号に、柴田のPD‐L1研究に関するインタビュー記事が掲載されました。
データ版は,以下のURLからご覧いただけます。
http://research.opric.gunma-u.ac.jp/…/20…/11/SUIGEN.vol3.pdf
Facebookはこちら)


●2018.11.27
萩原さんがファーストオーサーで、重粒子線によって生じるDNA損傷とその修復機構についての総説「Clustered DNA double-strand break formation and the repair pathway following heavy-ion irradiation」がJournal of Radiation Research誌に掲載されました。

オープンアクセスなのでどなたでもダウンロードすることが出来ます。
https://academic.oup.com/jrr/advance-article/doi/10.1093/jrr/rry096/5196526
*柴田がcorresponding author(Facebookはこちら)

●2018.11.27
柴田とJeggoが共同執筆した総説がTargeting the DNA Damage Response for Anti-Cancer Therapyに掲載されました。
タイトルは「ATM: Its Recruitment, Activation, Signalling and Contribution to Tumour Suppression」
https://link.springer.com/chapter/10.1007/978-3-319-75836-7_6
Facebookはこちら)

●2018.11.15
The 34th Radiation Biology Center International Symposium / The 2nd International Symposium on Radiation Therapeutics and Biology”Molecular Targets and Precision Cancer Medicine: From basic research toward translation”にて、柴田、萩原さんが下記の発表を行いました。
柴田(シンポジウム講演)「Elucidation of the molecular mechanism underlying PD-L1 expression in response to DNA damage」
萩原(ポスター発表)「Apurinic/apyrimidinic (AP) endonuclease 1 promotes DNA end resection at clustered DNA double-strand breaks after carbon ion particle irradiation」(Facebookはこちら)

●2018.11.14
日本放射線影響学会ー第61回大会に萩原さん・サンジータさんが参加し下記の発表をしました。
萩原「重粒子線誘発DSBクラスター領域でのDNA end resection促進機構の解明」
サンジータ「High LET particle irradiation effectively induces nucleolar fragmentation in cancer cells.」(Facebookはこちら)

●2018.11.13
基礎生物研究所にて、新学術領域研「植物多能性幹細胞」・梅田班のグループミーティングに動物・アドバイザーとして参加し、下記の発表を行いました。
「DNA二本鎖切断修復の経路選択性とそyの変化に伴うがん細胞内シグナル応答の研究」(Facebookはこちら)

●2018.10.30
柴田研究室にて学内共同研究を行っているサンジータさん(腫瘍放射線科・中野隆史研究室所属)が、The 6th International Symposium of Gunma University Program for Cultivating Global Leaders in Heavy Ion Therapeutics and EngineeringにてBest Presentation Awardを受賞しました。
おめでとうございます。(Facebookはこちら)


●2018.10.2
安原さんのCellに掲載された論文が、Nature Reviews – Molecular Cell BiologyとCancer Discoveryで紹介されました。(Facebookはこちら)
Transcriptionally tailored break repair
Nature Reviews – Molecular Cell Biology
https://www.nature.com/articles/s41580-018-0069-z

RAD52 Promotes Transcription-Associated Homologous Recombination Repair
Cancer Discovery
http://cancerdiscovery.aacrjournals.org/content/early/2018/09/27/2159-8290.CD-RW2018-165

●2018.10.1
第77回日本癌学会学術総会に参加し、下記の内容で招待講演を行いました。
「Investigating the molecular mechanism underlying PD-L1 expression after DNA damage for precision radioimmunotherapy」(Facebookはこちら)


●2018.10.1
日本遺伝学会 第90回大会に参加し、柴田が「転写活性領域に生じたDNA二本鎖切断に対するゲノム安定維持機構」という内容で招待講演を行いました。(Facebookはこちら)

●2018.9.21
安原さんの論文「Human Rad52 Promotes XPG-Mediated R-loop Processing to Initiate Transcription-Associated Homologous Recombination Repair」がCell誌に掲載されました。
*柴田がco-corresponding author  (Facebookはこちら)
ヒトDNAの中で遺伝子をコードする重要な部分が放射線照射などによって切断された場合、元通りに復元する必要があります。そこで細胞は相同組換えという方法を使ってDNA切断を修復します。この研究では、細胞がどのようにして相同組換えを導くかを明らかにしました。人体がどのようにしてDNAを安全に守っているか、つまりは「がんにならないようにしているか」という基本的生命原理を明らかにした、とても重要な研究です。
https://www.cell.com/cell/fulltext/S0092-8674(18)31117-6

●2018.9.19
先日放射線科のマヤンさんの送別会を行いました。学位取得おめでとうございます。
また、3年間日本での大学院生生活お疲れ様でした。(Facebookはこちら)


●2018.9.12
バリ島で開催されたThe 3rd FARO Meeting 2018にて、柴田、萩原さん、佐藤さんが発表を行いました。(Facebookはこちら)

●2018.9.3
柴田研究室と共同研究している群馬大学・腫瘍放射線科(中野隆史教授)の論文がOncotarget誌に掲載されました。
「 Mutational analysis of uterine cervical cancer that survived multiple rounds of radiotherapy 」
ボビーさん、尾池先生、おめでとうございます。 *尾池先生がcorresponding author (Facebookはこちら)
http://www.oncotarget.com/index.php?journal=oncotarget&page=article&op=view&path%5B%5D=25982


●2018.8.31
先日行われた、ラボ納涼会の様子をFacebookにアップしました。 (Facebookはこちら) 

●2018.8.29
柴田が、Jeggo、Lobrichらと執筆したDNA修復についての総説がDNA Repair誌に掲載されました。
*柴田がfirst author (Facebookはこちら)
The pendulum of the Ku-Ku clock
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S156878641830185X


●2018.8.27
[NEW!! ]安原崇哲先生(東大・宮川清研究室)と柴田研究室が共同で行った「G2期細胞における転写共役型HR修復」に関する研究成果がCell誌にアクセプトされました。安原さん、おめでとうございます!
*柴田がco-corresponding author
内容については掲載日以降、HPにアップデートします。(Facebookはこちら)

2018.7.30
香港で開催されたGordon Research Conference Genomic Instability,Chromosome Replication, Repair and Architectureにて、「RAP80 regulates transcription-associated DNA end resection in G1」のタイトルでポスター発表をしてきました。(Facebookはこちら)

●2018.7.19
第56回 生物部会学術大会・第47回 放射線による制癌シンポジウムにて、柴田が「転写活性領域におけるDNA二本鎖切断修復とその修復経路選択機構」というタイトルで要望演題発表を行いました。
また今年度の日本放射線腫瘍学会生物部会学術大会において、佐藤浩央先生が生物部会賞(臨床系)に選ばれました。おめでとうございます!Facebookはこちら)


●2018.7.18
放生研ニュースNo.161にも記載されておりますが、京都大学大学院生命科学研究科附属放射線生物研究センター・客員准教授に任命していただきました。今後とも放射線生物学の発展に貢献できるよう、一つ一つ研究成果を発表していきたいと思います。(Facebookはこちら)

●2018.7.17
「放生研ニュース No.161 JUL 6,2018」に柴田が執筆したミニレビュー「DNA損傷シグナルによって制御されるがん免疫治療標的分子PD-L1の発現調節機構」が掲載されました。(Facebookはこちら)

●2018.7.3
金沢医科大学にて、「DNA二本鎖切断修復の経路選択性とその変化に伴うがん細胞内シグナル応答の研究」というタイトルで発表を行いました。
今回のセミナーを企画していただいた岩脇隆夫先生、有難うございました。また岩淵研究室の逆井先生には色々とお世話いただき有難うございました。(Facebookはこちら)

●2018.6.8
萩原さんの論文「Analysis of programmed death-ligand 1 expression in primary normal human dermal fibroblasts after DNA damage」がHuman Immunology誌に掲載されました。 
*柴田がcorresponding author (Facebookはこちら)

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0198885918301587

●2018.6.1
柴田研究室が行った、ヒト正常皮膚繊維芽細胞におけるDNA損傷後のPD-L1発現解析の論文が、Human Immunology誌にアクセプトされました。萩原さんの初の単独ファーストオーサーの論文です。
おめでとうございます! 
*柴田がcorresponding author
内容については掲載日以降、HPにアップデートします。(Facebookはこちら)

●2018.5.29
サセックス大学・Genome Damage Stability Centreにて、「Regulation of transcription-associated DNA double strand break repair pathway choice」というタイトルで講演を行いました。(Facebookはこちら)

●2018.5.28
イギリス・ロンドンで開催されたAbcam Conference “Mechanisms of Recombination”にて、「RAP80 regulates transcription-associated DNA end resection in G1」のポスター発表をしてきました。(Facebookはこちら)

●2018.5.10
「量子生命科学研究会第2回学術集会」に参加してきました。
新しい量子技術について学ぶとともに、この分野の研究者の方々と交流することができ、とても刺激になりました。(Facebookはこちら)
http://www.qst.go.jp/information/qls2018.html

●2018.5.8
第12回群大Genome Damage Discussion Group公開セミナーを開催し、東北大学の大学保一先生に講演していただきました。(Facebookはこちら)
演題タイトル「DNAポリメラーゼ機能から見るゲノム複製のフレキシビリティ」

●2018.4.12
今年も敷島公園でお花見をしてきました。(Facebookはこちら)

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